香港の熱い幼児教育

画像:幼児園入学書類をもらいに、並んでいる保護者達。

香港のニュースが取り上げられています。以前友人に香港の教育が熱いとよく聞かれて、多分そうせざるを得ないと答えました。

教育熱心はおそらく中国系の方々が共通している部分です。アメリカの中華系の学校では、中国系の子供は難しい数学をかなり早期に教えているそうです。

香港は土地が狭い故に、不動産が高い、そして自由貿易政策を掲げるので、資金の移動も自由のため、投資ファンドも集まりやすいです。対象は香港株とH株だけではなく、不動産もターケットされています。そのため、リーマンショック以降からは高い値段が取引されています。

日本人と同じく、多くの香港人はマイホームを持つことが夢です。マンション価格が高い割には面積が小さく、例えば37平米の中古でも4千万円はくだらないです。少し良い条件だとそれ以上の値段を払わなければなりません。一般的の賃金では大卒の平均給与は約15万円〜、高卒はその半分8〜10万円くらいです。ということは最低でも大卒しないと、一生かかってもマイホームを持てません。

ところが、香港は大学8つしかない(一つは通信制)、極度の狭い門に加えて毎年中国からの進学希望者と競争しなければいけないので、2011年大学進学率19%、日本は60%弱。

つまり、元々教育志向であり、さらに安定収入を得るために大学を行かせたい保護者は幼児教育に拍車がかかったということです。

2歳半からの幼児園なので、有名なところではすぐいっぱいになります。生まれる前まだ名前も無いまま子供の入学願書を提出し、親も面接させられ、質問もかなり高度なもので、子供の将来おろか、今親の収入や将来の展望まで聞かされます。子供は2歳半までしゃべることができないと、かなり不利だと言われています。

学校側も需要に応じてないと、児童が集まらなくなります。カリキュラムは学力だけではなく、思考力養成のプログラムも入れなければなりません。

行き過ぎたかもしれませんが。中国のことわざがあるように、「学如逆水行舟、不進則退」(学問は水の流れに逆らって舟を進めるようなもの、進まなければ退歩する)。学問で身を立てることは悪いことではありません、子供達は幼少期で学んだことはいずれ役に立つとは思います。

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