一人遊び子供は賢い

親は子供の遊び、生活に干渉することが子供の成長を妨げる。0歳から3歳子供を持つ親 1,000人を対象に調査を行った。

  • 63%の親は子供と遊ぶことが子供にスキル取得や成長に良いと考えている。
  • 66%の親は子供と遊ぶ時間が足りていないと不感を感じている。
  • 80%の親は常に新しい遊び、活動を子供に与える必要があると。
  • また、子供の遊ぶ時間について、平均5.4時間、その内2.3時間は親と一緒に遊んでいる。

「過去10年に子供主導で遊ぶことがかなり減少していることは最も憂慮すべきと」、Dr. Whitebread, Cambridge Universityが指摘した。「今日子供の生活は昔よりはるかに仕組まれている、様々な研究はこれが子供に無益であることを示している。保護者は子供にガイドラインを出し、自分で守れるように遊ぶことが可能。最も大事なのは遊びは主導的で用意されて仕組まれていないこと。」

「リサーチによって自主規制能力の成長は学業成績や情緒的健全性と関連しており、自主規制能力の発達は子供が主導的に遊ぶ時間と相関関係であることがわかった。」「子供は自分で遊んでいる時は必ずしも人の真似ではない、しばしば彼らは目的であって遊んでいる。」Dr. Whitebreadは子供の経験できる範囲を広げて、保護者と、友達と、そして自分で遊ぶ時間を与えるべきだと。

Reference:

  • http://www.dailymail.co.uk/news/article-2724205/Want-children-learn-Give-time-play-explore-world-says-academic.html

働く女性の子供は頭がいい

働く母親の子供の学力について – The Effect of Maternal Employment on Children’s Academic Performance。2013年全米経済研究所の発表による、働く母の子供は学校成績が良い。デンマークで135,000名学童のデータを使った分析した結果、働く母の子供が中学三年の時の成績が専業主婦の子供より良いとのこと。

調査は子供が生まれて最初の3年間で働く母、中学三年までずっと働く母並びに専業主婦の子供と比較したところ、最も良い成績の子供の母はパートタイムで働く母とのこと。

また、働く母は子供の認知能力の成長への影響が見られない。

研究チームのリーダーで、コーネル大学Rachel Dunifon教授は、働く母は子供の学力にポジティブな効果をもたらす。その要因の一つは働く母は家計に経済的豊かさをもたらし、教育費へ財源が捻出できるのではないかと分析した。

この論文は今まで子供がお家で育つのが良いという考え方に疑問を投げかける形となった。ただ、デンマークはトップレベルの幼児教育や保育機関を要していることも忘れてはいけない。働く母だからといって必ずしも子供が良い成績を修めるとは限らない。

最も働かなければ行けない時、どのような保育施設に入れて、どのような幼児教育を受けているかは子供に生涯にわたって影響を与えて続ける。保育園や幼稚園を選ぶ際に、まずは施設の環境面、カリキュラム、先生の資質、サポート等々を確認すべき。

Reference:

  • http://www.nber.org/papers/w19364
    (The Effect of Maternal Employment on Children’s Academic Performance – Rachel Dunifon, Anne Toft Hansen, Sean Nicholson, Lisbeth Palmhøj Nielsen)

働く母は子供に悪い影響がない

American Psychological AssociationのPsychological Bulletinは1960年〜2000年まで69本の子供成長に関する研究をまとめた。その結果、働いている母は子供にもたらす影響は専業主婦と同じくまったくないとのことだ。

むしろ子供が三歳以前に働いている母親に関しては、一部の子供は、先生からの学力の評価が高い、落ち込みや精神不安の問題が少ない。

多くの教育者は、女性は子育てに専念することで、子供の精神や成長に良いという話が多々あるが、実際働く母は必ずしも子供に悪い影響をもたらすとは限らない。とはいえ、家庭、子供を顧みずに仕事に没頭するのも子供に良くないので、仕事をしながら家庭や子供へのケアを忘れず。

さて、明日も子供や家族のため、頑張っていこう。

Reference:

  • http://healthland.time.com/2010/10/18/working-moms-kids-turn-out-fine-50-years-of-research-says/
  • https://www.apa.org/pubs/journals/releases/fam-164381.pdf

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専業主婦の子供は問題児

イギリスで2000年9月から2002年1月まで生まれた子供18,819人を対象に働く母親と子供の社会情緒的行動についての経年調査。

母親が(出産後)早期に就労もしくは社会復帰することはその後の子供の成長過程において子供の社会情緒的な行動に不利に働く証拠が見られなかった。

ただし、親の就労手配(父もしくは母休職、就労していないこと)によっては子供の性別において子供の行動性結果に著しい差異が見られた。

女の子 ー 最初の5年に働いていない母親は働いている母親より、子供が5歳の時で社会的な行動問題が生ずる可能性が77%以上高い。

男の子 ー 父親が5年の中である期間就労していない場合は、子供が5歳の時で行動的な問題が起きる可能性が高い。

多くの母親は働くことで子供に対して後ろめたさを感じているので、この調査を掲載してみた。調査の結果は母親、父親の就労に対することは子供にポジティブの働きがあるといえる。

時代が時代で、変わっていく世の中で、今までの生き方や考え方も少し変化しないと行けないのではないでしょうか。

Reference:

  • Journal Epidemiology Community Health, http://jech.bmj.com/ (082Maternal employment and child socio-emotional behaviour: longitudinal evidence from the Millennium Cohort Study)

専業主婦は悲観的、怒りっぽい

専業主婦ストレス

専業主婦は比較的に落ち込む、怒る、悲しむ傾向が強い。

2012年に18〜64歳の60,000人アメリカ女性に対して調査が行われた。

  1. 28%の専業主婦は落ち込むことが頻繁にある、それに対して働き女性の場合は17%に留まる。
  2. また、26%の専業主婦はよく悲しく感じることがあるのに対して働き女性の場合は16%である。
  3. そして50%専業主婦はストレスを感じている。
  4. 専業主婦はいずれの比較項目において、働き女性のグループより高い結果が得られた。

専門家による、これは専業主婦が社会から孤立された結果だと考えられる。

子供にネガティブな影響を及ばさないように、子供は保育所に一時預かりして、自分の時間を確保して、習い事や友人と食事したりしてリフレッシュしましょう。